店を造るにあたって

この度、自分の店を構えるに当たって、

たくさんの方々のご協力のおかげで、いい店が出来上がったこと

本当に感謝しています。

物件を紹介して頂いて、物件を契約してから、

工事に入るまでに2ヶ月以上かかって、工事に入ってからも

ああだこうだと修正しながら進めて、トータル4ヶ月以上になってしまいましたが、

妥協せず一つ一つ納得の行くところまで詰めていったので、

本当に満足しています。神戸住吉 淡海地鶏焼鳥 野菜ソムリエ.jpg

なによりも、損得勘定で無しに、

一生懸命仕事をしている人たちと

一緒にモノつくりが出来た経験が

ものすごく大きな収穫になりました。

(お店の外の一番左側に店造りの市と汗と涙の結晶の証として右の写真のプレートがこっそり貼り付けられていますので、探してみてください。)

あとは、“がわ”に負けないような

営業をするだけです。

しっかりがんばります。

 

「木」のお店

神戸住吉 淡海地鶏焼鳥 野菜ソムリエjpg店の名前よりもむしろ

「木のお店」と呼ばれるような

インパクトある店造りにしよう!!

というコンセプトのもと、

店の外にドカーンっと

1本の木を据えました。

この木は「むろ変木」です。

赤と白のコントラストの美しい

木です。けっして作り物ではなく、

無垢の木で、よく床の間の

床柱なんかに利用されるそうです。

 

神戸住吉 淡海地鶏焼鳥 野菜ソムリエ.jpg

業者さんが一生懸命に

イメージに合う木を探してくださり、

やっと手に入れて下さいました。

こだわりの木です。

据付も時間をかけて、

角度を何度も調整して、

みんなの納得の行く角度に

固定してもらいました。

下の写真がその時の様子です。  

 

神戸住吉 淡海地鶏焼鳥 野菜ソムリエ.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸住吉 淡海地鶏焼鳥 野菜ソムリエ.jpg

 

先日、お客様と「鶏一途論」で盛り上がりました。

関係するブログ⇒http://toriichizu.blog62.fc2.com/blog-entry-38.html

で、思い出しました。

お客さんが、窓がいい!!よく出来ている!!と言ってらっしゃって、 

お店造る時、窓の高さと大きさとめっちゃ考えてたことを思い出しました。

鶏一途の窓は、トップページの「ご挨拶」という記事の写真のとおり、

横長に開いていて、プラス入口の扉にもガラスが入っている。

両方ともだいぶ悩んで悩んで、決まったものなのですよ。

 

見えるけど、完全には見えない。座っているお客さんの顔は見えない。

働いている人は見える。スタッフからは通行人が見える。

 

のぞき窓の役割を果たすように考えて、

壁を作るときに、窓の高さのところを開けてダンボールを貼って

仮壁を作って、外歩いたり、中から見たり、

高さ変えたり、幅変えたり、1センチ刻みで、ずらして悩んだものだわ。

 

でも、そこに行き着くストーリーって、わざわざ、

声を大にしてこんなに考えて作ってますねんって

アピールすることじゃないし、アピールされても困るでしょう。

だから、別に大げさに言うことじゃないんですけれど、

「分かる人には分かってもらえる」ってのが、すごくうれしいですね。

ちゃんと1つ1つ意味を持ってやっていれば、

ちゃんと伝わるんだなぁ〜と実感して、

なんでも一つ一つ大切に積み上げていくことこそが、

うちらのやりたい仕事だなぁと改めて思いました、

 

お客さんの話を聞いていて、うちらが窓に求めている役割を

ちゃんと窓が果たしていることがわかってホッとしました。

 

そうそう、お客さんが言ってたけど、「鶏一途」って名前と

なんとなくな店の見かけからのイメージに対して、

スタッフ見てちょっとホッとするらしい。

そこで「僕貫禄のかけらもないですからねぇ」とチーさん。

お客さん「そんなこと言ってないよ〜」←爆笑

チーさん「いやぁそういうことでしょ」

 

鶏一途の器

鶏一途の器のほとんどは、

丹波立杭焼の窯元さんであるこおほ窯の

市野吉記さんの作品です。

たま〜に、「器は自分で作ってるんですか?」的な質問をされ

とても恐縮しています。

「こんな立派なの素人では無理ですよ〜」ってお答えするんですけどね。

どうも、手作り感・荒っぽさがにじみ出ている器なので、

そう聞かれるみたいなんですが・・・

ホント、素人には全く手が出ない緻密さに満ちています。

計算された手作りと荒っぽさであって、

本当に粗かったり、素人だったりでは作り出せないです。丹波立杭焼 市野吉記 こおほ窯.jpg

自分自身も陶芸を習って初めて分かりました。

 

素人がやるとただの下手くそになります。

 

ゴツさや手作り感がとても気に入っていて、

料理を盛るのが楽しくて仕方がない器たちです。

丹波立杭焼 市野吉記 こおほ窯.jpg

 

この上の器は、地鶏スープの器とご飯の丼です。

地鶏スープの器はゆ吉のリクエストで、 

ご飯の丼はチーさんのリクエスト。

出来たものを最初に見たとき、ゆ吉はスープの器はコレだぁ〜!!と思ったんですが、

ご飯の丼は・・・でした。(笑)チーさんは気に入ってたんですけれど。

なぜかと言うと、とにかく薄いんです。

なんかめっちゃ割れそうで・・・

噛み付かないと思いますが、ご飯を食べてるときに、

ガジッて歯に当たったら、バリバリって壊れそうな気がして。

他の器はゴツイのに、コレだけはやたらと薄くて軽いのが気がかりだったのです。

 

が、使ってみると、これはものすごくよく出来ている!!

耐久性に優れている!!

それだけではなく、使い勝手が非常によろしい。

手に持って食べても、重さを感じないんですね。

だから、お行儀よく丼を持って食べれます。

 

今となっては、とても気に入っている器です。